2025年2月23日 9:58 AM
#394
ゲスト
2月の定例坐禅会
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2月9日(日)午前6時30分から、月例の坐禅会が開かれ、和尚さんと坐禅会メンバー6名、計7名で坐りました。冷えたお堂で2月らしい寒さの中、集中して坐禅ができました。
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「放下著」 (ほうげじゃく)
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中国の唐の高僧、趙州従諗(じょうしゅうじゅうしん)が、弟子に答えた言葉です。「 著 じゃく 」は命令の 助辞 で放下の意味を強めています。つまり「捨てなさい」ということです。
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捨てるには、何を捨てるのか自分の執着に気づくことが必要です。禅の修行道場では生活の役割・時間・量が厳密に決まっているそうです。修行の中で、自分の時間もなく不合理で理不尽で不満に思ってはじめて、自分の執着に気づくそうです。
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執着に気づき、放下して、解釈して、心を整える。
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僕らも普段の生活で忙しいですが、何に執着しているかに気づき「放下」することで、新しい気づきを得られるかもしれません。
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次回の月例坐禅会は、3月9日(日)午前6時30分から開催予定です。
詳しくはサイトのインフォメーション、および、坐禅会の項目をご覧ください。