2024年9月9日 10:31 AM
#373
坐禅会有志
ゲスト
9月の定例坐禅会
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9月8日(日)午前6時30分から、月例の坐禅会が開かれ、和尚さんと坐禅会メンバー11名、計12名で坐りました。
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残暑厳しい朝でしたが、風が吹くと涼しさを感じられ、境内にも虫の鳴き声が響き、秋を感じる朝でした。
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「驀直去(まくじきこ)」
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蒙古襲来時、無学祖元禅師が鎌倉幕府八代目の執権・北条時宗に授けた教えです。
無学祖元禅師は中国から円覚寺に来ていた禅僧です。
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「驀直去」とはまっしぐらに一直線に突き抜けろということであります。避けるな、逃げるな。小手先細工では国を救うことはできない、無学祖元はそれを時宗に教えたかったのです。
苦しかったら苦しみの中に浸りきって、それを突き抜けろと言っているのです。時宗は若かったから、大事を避けようとしました。それに対して、無学祖元はビシッと喝を食らわしたわけです。
迷った時、臆病になった時、壁に突き当たった時は、自分を信じて、まずやってみる。常にそうありたいものです。
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来月の月例坐禅会は、10月13日(日)午前6時30分から開催予定です。
是非、ご参加ください。
詳しくはサイトのインフォメーション、および、坐禅会の項目をご覧ください。
K.N 記